イタリア語から日本語になった言葉
カタカナ語の外来語は書いた文章の中に目立ちますが、全て英語だと軽く思うのは大きい間違いですよ!
例えば、歴史的にイタリアは音楽の領域で重宝され、よく使われたので、音楽用語の多くがイタリア語由来であります。
以下にはイタリア語に由来するカタカナ語のリストを上げています。ぜひ、見て観て下さい。
みなさん、以下の単語が、イタリア語だとご存知でしたか?
音楽用語
- ドレミファソラシド・do, re, mi, fa, so(l), la, si, do
- フォルテ・forte(強い)
- メゾピアノ・mezzo piano(やや弱い)
- ピアノ・piano(弱い)
- アレグロ・allegro
- アンダンテ・andante
- レント・lento(遅い)
- フェルマータ・fermata
- リテヌート・ritenuto(直ちに速度を緩める)
- オブリガート・obbligato(強制的)
- オカリナ・ocarina(由来は「小さいガチョウ」)
- テンポ・tempo(時間・リズム)
- ソロ・assolo (由来は solo「一人で」)
- デュエット、デュオ・ duetto, duo
- カジノ・casino
- ソプラノ・soprano
- メゾソプラノ・mezzosoprano
- アルト・alto
- テノール・tenore
- バリトン・baritono
- バス・basso
- トロンボーン・trombone
- ビオラ、ヴィオラ・viola
- バイオリン・violino
芸術史
- フレスコ・affresco (由来は a fresco「濡れた内に」)
- レプリカ・replica (複製)
- カリカチュア・caricatura
- トレチェント・trecento(イタリアで、十四世紀の初期ルネサンスの時代)
- クワトロチェント・quattrocento(イタリアで、十五世紀の初期ルネサンスから盛期ルネサンスにかけての時代)
- チンクエチェント・cinquecento(イタリアで、十六世紀の盛期ルネサンスからマニエリスムにかけての時代)
食べ物
- ジェラート・gelato
- ティラミス・tiramisu
- ラッテ・latte(ミルク)
- カフェラテ・caffelatte
- ミネストローネ・minestrone
- ピッツァ、ピザ・pizza
- カルツォーネ・calzone(由来は「大きい(生地の)靴下」)
- パスタ・pasta
- スパゲッティ・spaghetti
- マカロニ・maccaroni, maccheroni
- ボロネーゼ・ragù alla bolognese (ボローニャ風ラグー)
- ポモドーロ・pomodoro (トマト)
- ブロッコリー・broccoli
- エリンギ・eryngi
- ゴルゴンゾーラ・gorgonzola(イタリア北部で生産されていて独特な臭いのチーズ)
その他
- カリスマ・carisma
- パパラッチ・paparazzi
- メダル・medaglia
- ジャンパー・giubba
- パルコ・parco
- バザー・bazar
- マ ドンナ・madonna
- インフルエンザ・influenza
- マラリア・malaria
- カジノ・casinò
- ピッツェリア・pizzeria
- ドージェ・doge
- ゲットー・ghetto
- モスク・moschea
- ゼロ・zero
- チャオ・ciao
- トトカルチョ・totocalcio
- ブラボ・bravo
- プリマドンナ・primadonna
- マフィ ア・mafia
- マニフェスト・manifesto
- フィナーレ・finale(最終局面、終幕、音楽用語で 終曲)
他のイタリア語由来の日本語単語をご存知ですか?知っている単語のリストを増やしていきましょう!
襦袢は、古いイタリア語から来ているので、当てはまらないでしょうか?
そうですね。難しい質問です。
当てはまれると思いますが、同時に日本語にポルトガル語を通して入ったので、当てはまると私は正確に言えません。
宜しくお願いします。 恵