英語を学んだらヨーロッパの言語もできる!
どうしてある言語を学んだら他の言語も習いやすくなりますか?
言語学んだら、次の言語の勉強は、簡単になります!
例えば、みなさんが勉強している英語の中で、言語の3分の1はゲルマン系(古英語)で、3分の2くらいはラテン系(イタリア語やスペイン、フランス語含む)です。
では、英語ができたら、イタリア語もスペイン語もフランス語もできますか?
いえいえ!その3分の2ぐらいで会話ができるはずがありません!
ただし、イタリア語をはじめ、ラテン系の言語を勉強する場合、言葉はよく似ていて覚えやすいです。
日本語の場合で、韓国語を勉強する際は、発音や単語上、文法もものすごく似ています。
英語とラテン系の言語の場合、言葉の相似は日常の言葉より専門用語や丁寧語に表れます。
例:
日本語(意味) | 英語* | 英語** | イタリア語 | フランス語 |
庭 | yard | garden | giadino | jardin |
豚・ポーク | pig | pork | porco | porc |
草・植物 | grass・plant | herb | erba | herbe |
挨拶 | greeting | salutation | saluto | salutation |
布・組織 | cloth | tissue | tessuto | tissu |
*日常会話の英語
**専門用語、丁寧語、貴族の使い始めた言葉
一方で、ラテン系の言葉は同じ意味で使われず、他の言葉の要素となります。
例えば、英語で本は「book」と言い、本屋は「bookshop」ですが、図書館は「library」と言います。イタリア語で本は「libro」で、フランス語で「livre」と言います。
つまり、一つの言語を学んで喋れるようになると、全ての言語が喋れるようになる訳ではないのに、言葉の使い方、語源などに詳しくなり、あなたの話し方も、もっと正しく多様になっていくのです。